ヘルシンキで使えるMaaSアプリ「Whim」って何?実は旅行者にも便利なアプリです。

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こんにちは。やっす(@yassu_blog)です。

海外旅行で目的地までのバスや電車を調べるのって大変ですよね。
それにお金の支払い方も公共交通によってバラバラ…
中には気づかないうちに無賃乗車をしていて、罰金を払わされたなんて人も!

さて、旅行中で面倒くさい公共交通の検索・予約・支払いをアプリ一つで済ませてしまうのが、最近注目を浴びているMaaSです。
中でもフィンランド発の「Whim」は2020年に日本にも上陸するとのうわさがあります。

今回はMaaSとは何なのか、そして「Whim」がどんなアプリなのか解説します!

MaaSって何?

まずは、MaaSについて説明します。
MaaSとはMobility as a Service(サービスとしての移動)の略で、

今まで「ここからここは○○電鉄の電車に乗って、駅から△△バスに乗って、そこからタクシー捕まえて、その都度お金払って…」と考えていた交通手段(公共交通やレンタルサイクル・レンタカー)を全て1つのサービスと考えて、アプリ上ですべて予約も支払いも済ませられ、乗り放題プランもあるサービス

のことです。

今は世界中で実験や導入が始まっており、日本においても、トヨタが自動運転を用いたMaaSに注力しています。

MaaSについて、詳しくは以下の記事を参考にしてください。

Whimってどんなアプリ?

さて、現在徐々に世界中で導入されているMaaSですが、その中でもいち早く、2016年から実証実験が始まり、本格導入されているWhimについて解説していきます。

Whim - All your journeys

Whim – All your journeys
開発元:MaaS Global
無料posted withアプリーチ

 

Whimはフィンランドのヘルシンキの企業であるMaaS Global社が提供するMaaSアプリです。
アプリ1つで複数の交通機関やタクシー・シェアサイクルなどの検索・予約・決済までが可能です。

2016年にヘルシンキで実証実験を行った際には、公共交通の利用者が48%から74%へ増加し、自家用車の利用が40%から20%へ減少するという、大きな効果をもたらしました。

Whimは旅行者でも使えるの?

ヘルシンキへ住んでいない人がWhimを使うことはできるのでしょうか?
その答えは可能です。

しかも、公共交通がわからない旅行者にとってはかなり便利なサービスです。
アプリで検索をすることで、現在地から目的地までの移動手段が一発で分かります。
また、旅行先の公共交通は切符の買い方がわからなかったりしますが、それもアプリ上で決済が完了するので心配ありません!

また、基本使用料がかからず1回ごとに精算するプランがあるので、短期旅行者でも安心です。

Whimのプランってどんなのがあるの?

Whimは使い方に合わせて複数の料金プランから自分に合ったものを選ぶことができます。

・1回ごと使った分だけ支払うプラン(Pay as you go)
基本使用料:無料
公共交通やタクシー、レンタカーを合わせて検索・予約・支払いが可能です。
料金は各公共交通の通常料金がかかります。
便利に旅がしたい短期旅行者にピッタリなプランです!
月額料金使用で使い放題プラン(Whim Unlimited)
基本使用料:€499(約6万円)/月
公共交通に加え1日2hまでのレンタカー利用、1日5kmまでのタクシー利用、1日30分までのレンタサイクル利用が1か月使えるプランです。

その他、週末だけ使えるプランや、使える乗り物が限られるプランなどもあります。

Whimが使える場所は?

Whimはフィンランドのヘルシンキで始まったサービスですが、徐々に使える範囲を拡大しています。

Whimの利用できる都市(2019年11月時点)
・ヘルシンキ(フィンランド)
・アントワープ(ベルギー)
・バーミンガム(イギリス)

今後利用できると噂の国
・日本
・シンガポール
・アメリカ
など

まとめ

今回は、今大注目のMaaSアプリ「Whim」について解説しました。
2020年には日本でも一気にMaaSの実験や導入が始まり、MaaS元年になるのではないかと言われています。
今のうちにWhimをダウンロードしておきましょう!

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