こんにちは。やっす(@yassu_blog)です。
大学生になったら、夏休み・春休みに海外旅行に行ってみたいという人も多いのではないでしょうか。
ただ、
海外旅行で病院に行ったら治療費高いって聞くしな…
かといって高い保険に入ったら、お金がかかりそうで…
という人もいるかと思います。
そんな人は、保険付きクレジットカードに申し込むのがおすすめです。
クレジットカード保険は、保険会社で加入する保険と異なり、旅行の度にお金をかけて加入せずに、無料で使えるのがメリットです。
今回は、学生でも入れて、海外旅行保険が充実していて、更に年会費無料のおすすめクレジットカードを世界40か国に旅した経験を持つ筆者が解説します!
結論としては、以下の3枚の組み合わせがベストです!
クレジットカード保険と保険会社の保険の違いがわからない、使い分け方が知りたいというかたは、以下の記事を参考にしてください。
https://www.yassublog.com/entry/travelabroad-insurance/
クレジットカード保険とは?
クレジットカード保険とは、そのクレジットカードを持つことで、保有者が無料で加入できる保険のことです。
保険の種類はいくつかあり、主に以下のようなものがあります。
・国内旅行傷害保険
・ショッピング保険
・盗難保険
このうち今回は、海外旅行で病院にかかったり、荷物の盗難にあった時に利用できる、海外旅行傷害保険について述べています。
クレジットカード保険は、基本的にそのクレジットカードを保有している人が無料で加入できます。
しかし、クレジットカードによって保険が適用される条件はパターンがいくつかあります。
・保険利用付帯のクレジットカード
一方、利用付帯のクレジットカードの場合、そのカードを持っているだけでは保険は適用されず、その海外旅行の移動手段(飛行機やバス)などをそのカードで購入することで保険が適用されます。
クレジットカード保険の補償内容は?
クレジットカード保険の補償内容としては次のようなものがあります。
・傷害治療費 けがで病院にかかる場合
・疾病治療費 病気で病人にかかる場合
・賠償責任 誤って人にけがをさせたり、物品を壊した場合
・救援者費用 病気・事故などで死亡・入院した場合に家族が現地に向かう費用
・携行品損害 持ち物が盗難にあったり、破損の被害にあった場合
・航空機遅延費用 航空機が欠航・遅延し代替機が利用できない際の宿泊費・食事代
・航空機預託手荷物 飛行機に預けた荷物が遅延・紛失時に購入した身の回り品購入費
すべてのクレジットカードでこれら全てが補償されるわけではありません。
特に下2つの航空機遅延費用と航空機預託手荷物は年会費無料のカードには付帯していないことが多いです。
今回紹介するカードには、航空機遅延費用も航空機預託手荷物の補償もついていないので、これらの保険を付けたい場合は、別途航空会社や保険会社の保険に加入する必要があります。
また使用する可能性が高い傷害・疾病治療費や携行品損害の補償額は、以下のようになっています。
携行品損害 20万~50万円
補償額そのものは、保険会社の保険を使うよりも、安くなっています。
また、海外で手術・入院した場合の医療費は数100万円から、医療費の高いアメリカなどでは数1000万円におよぶこともあります。
「クレジットカード保険では足りないのでは?」と思われる方もいると思いますが、クレジットカード保険のメリットとしては、保険が有効なクレジットカードを複数枚保持している場合、補償額の最大額が合算されるというところにあります。
しかし、傷害死亡・後遺障害の補償は合算されず、最も補償額の大きいクレジットカードの補償額までとなります。
ただし、複数枚のクレジットカードを作る際、同時に申し込みをすると、
「この人物はお金が足りないから複数枚カードを発行しようとしている。貸し倒れの危険性がある。」
と判断され、カードの審査が通らなくなってしまうこともあります。
一度に申し込むのは多くても2枚程度にし、旅行に間に合わない場合は、足りなさそうな金額分、別の保険をかけるようにしましょう。
学生向け保険付きクレジットカードの選び方は?
さて、保険付きクレジットカードの選び方について解説します。
重要な点は以下の3つです。
・自動付帯保険のカードを選ぶ
・傷害・疾病治療費の補償額が大きいカードを選ぶ
まず、学生がクレジットカードを選ぶうえで一番重要なのは、そのクレジットカードが学生でも作成可能であるかということです。
学生は収入がない、もしくは少ないことが大半であるため、年会費が有料であったり、ある程度作成に信用が必要なカードは申請に通らないこともあります。
航空券などを買うメインカードは、保険が利用付帯のクレジットカードでも問題ありません。
ただしサブカードの保険が利用付帯の場合、病院に行ってみて、「保険が使える条件(旅行へ行くための交通費の支払い)を満たしていないから使えない!」と気づく場合もあるので、自動付帯のほうが確実です。
クレジットカードの売り文句に、「海外旅行保険最大〇千万円まで補償!」と書いてある場合がありますが、これは大抵傷害死亡・後遺障害の補償費です。
こちらよりも大事なのは傷害・疾病治療費なので、この補償額が最大いくらかは確認しましょう。
おすすめのクレジットカードは?
では、上記のポイントを押さえつつ、おすすめのクレジットカードを3枚選びましたので、紹介します。
年会費 | 無料(25歳以下限定) | 付帯方法 | 自動付帯 |
傷害死亡・後遺障害 | 3000万円 | 傷害治療費 | 300万円 |
疾病治療費 | 300万円 | 賠償責任 | 3000万円 |
救援者費用 | 200万円 | 携行品損害 | 30万円 |
航空機遅延費用 | なし | 航空機預託手荷物 | なし |
セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カードは本来年会費がかかるのですが、25歳以下の方は、26歳になるまで毎年年会費が無料となるカードです。(26歳以上は3000円/年)
また、海外旅行保険の補償額が、他の年会費無料のカードより圧倒的に高く、年会費ありのカードと比べても劣ることのない内容となっています。
自動付帯で保険が有効になりますので、海外旅行が好きな学生であれば持っておいて損はありません。
年会費 | 無料 | 付帯方法 | 自動付帯 |
傷害死亡・後遺障害 | 500万円 | 傷害治療費 | 200万円 |
疾病治療費 | 270万円 | 賠償責任 | 2000万円 |
救援者費用 | 100万円 | 携行品損害 | 20万円 |
航空機遅延費用 | なし | 航空機預託手荷物 | なし |
エポスカードは年会費が無料にもかかわらず、海外旅行保険が自動付帯され、しかも傷害治療費や疾病治療費も有料カードと比べても遜色がない一枚です。
また、学生でも作りやすいと言われているため、海外旅行へ行くなら持っておいて損がない一枚です。
エポスカードの海外旅行保険については以下の記事で詳しく解説しています。
年会費 | 無料 | 付帯方法 | 利用付帯 |
傷害死亡・後遺障害 | 2000万円 | 傷害治療費 | 200万円 |
疾病治療費 | 200万円 | 賠償責任 | 2000万円 |
救援者費用 | 200万円 | 携行品損害 | 20万円 |
航空機遅延費用 | なし | 航空機預託手荷物 | なし |
楽天カードも年会費無料のカードとしては十分な傷害治療費と疾病治療費を補償してくれます。
また、発行数日本一ということもあり、学生でも作りやすいカードになっています。
エポスカードと異なるところは、利用付帯であるということです。
楽天カードの場合、日本を出国する前に、海外旅行に行く航空券や空港まで行くバスのチケットなどを楽天カードで購入する必要があります。
楽天カードはポイント還元率も高いので、メインカードで使えば、保険の付帯漏れもないですね!
年会費 | なし(25歳以下限定) | 付帯方法 | 楽天カードのみ利用付帯 |
傷害死亡・後遺障害 | 5000万円 | 傷害治療費 | 700万円 |
疾病治療費 | 770万円 | 賠償責任 | 7000万円 |
救援者費用 | 500万円 | 携行品損害 | 70万円 |
航空機遅延費用 | なし | 航空機預託手荷物 | なし |
この際、出国前に楽天カードで航空券や、空港へ向かうバスのチケットを購入するのを忘れないでください!
また、これらのカードを申し込む場合、まず最も補償額が大きく、この中では審査も厳しいと考えられるセゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カードを一番初めに申し込むのが良いと思います。
年会費がかかってもいいからもっと保険の手厚いクレジットカードが欲しい!
という方はこちらの記事も参考にしてください。
https://www.yassublog.com/entry/creditcards-insurance/
まとめ
まとめとしては、クレジットカード保険のみで海外旅行へ行く場合、複数枚カードを持っていくことをおススメします。
特におすすめなのは、
・エポスカード
・楽天カード
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