世界一周経験者厳選！おすすめの世界遺産TOP５【文化遺産編】

こんにちは。やっす(@yassu_blog)です。

この記事では世界一周を経験し、40か国以上を旅した僕が、行ってよかった、是非皆さんに行ってほしい！という世界遺産を紹介します。
今回は世界遺産のうち、世界文化遺産をランク付けしました。
皆さんが知っている有名なところも、ほとんどの人が知らない穴場も入っているので、是非最後までご覧ください！

第1位　スペイン　サグラダ・ファミリア
第2位　ジョージア　上スヴァネティ
第3位　タンザニア　ザンジバル島
第4位　ペルー　マチュ・ピチュ
第5位　スリランカ　シーギリヤ
まとめ

第1位　スペイン　サグラダ・ファミリア

第1位はスペイン・バルセロナにあるサグラダ・ファミリアです。

サグラダ・ファミリアはスペインの東側のバルセロナの街の中心部にあります。

正直私は教会などの建築物に感動したことがあんまりないのですが、サグラダ・ファミリアだけは別格です。
サグラダ・ファミリアは足を一歩踏み入れた途端に全身鳥肌が立ちました。
建物が綺麗で鳥肌が立つという経験したことありますか？
サグラダ・ファミリアに入ると、人類が作ったとは思えないような美しさがあって彫刻も、巨大な柱も、ステンドグラスから入る光もすべてが1つの生命体のように感じられて、この建物が石でできているというのが信じられないような感覚になると思います。

世界遺産としては、単独で登録されているわけではなく、「アントニ・ガウディの建築群」として、グエル公園やカサミラのようなバルセロナ市内の建造物が7件セットで登録されています。
サグラダ・ファミリアの詳しい歴史など以下の記事で説明しているので、そちらをご覧ください。

参考記事実は○○年に完成予定！サグラダ・ファミリアの歴史【100年以上工事中】

第2位　ジョージア　上スヴァネティ

第2位はジョージアの上スヴァネティです！
どこだよ！って感じですよね。
まずジョージアを知らない人も多いかと思いますが、ジョージアはトルコの北東にある旧ソ連の国で少し前まではグルジアと呼ばれていました。
そのジョージアには見どころがたくさんありますが、その中でもロシアとの国境の近くの山中にある上スヴァネティという地域がとても綺麗な場所だったので2位にランクインしました。

私はウシュグリという、「ヨーロッパ最後の秘境」と呼ばれる村に行きましたが、秘境感が半端じゃないです。
行き方としては、メスティアというスヴァネティ地方の中心都市までは定期的にバスが出ています。
まぁ中心都市といっても人口は数千人の都市です。
そのメスティアまででもかなり行くのが大変なのですが、そこから更にタクシーを借りて2時間位かけて行った場所がウシュグリ村です。
私は1日目は途中で車がパンクして途中までしか行けず、次の日再チャレンジしてなんとか行くことができました。
それだけ行くのが大変な場所なのでが、コーカサスの山に囲まれた村の美しさは一生忘れられません。

復讐の塔

この地域のグルジア正教の聖堂や、家にある塔の風景の美しさから、この土地は世界遺産に登録されていますが、この塔は「復讐の塔」と呼ばれており、この村ある恐ろしい習慣から作られています。
その習慣とは、「血讐」と呼ばれており、ある人が危害を加えられたり殺されたりすると、その家族は危害を加えた人かその家族に必ず復讐をしに行きます。
その復習から逃れるために、この塔を作って、そこ隠れていたそうです。

もちろん、復讐されるとその人の家族が更に相手に復讐に行くというように復讐の連鎖となるため、この地域ではほとんどの家がこの塔を持っています。
もちろんこれは現在の話ではなく、9世紀から12世紀ごろの話とされています。

かなり行くのは難しい場所ですが、是非行ってみて下さい。
ジョージアの魅力は以下のブログ記事にまとめているので、そちらも参考にしてみてください。

参考記事　海外フリーランス・ノマド・起業家に最も熱い国ジョージアの魅力7選

第3位　タンザニア　ザンジバル島

第3位は、タンザニアのザンジバル島です。
知らない方も多いのではないかと思いますが、アフリカの東部にあるタンザニアという国の東に浮かぶ島です。
この島のうち、ストーンタウンという一番大きな町が世界遺産に登録されています。

もともとはザンジバル王国として、タンザニアとは別の国でしたが、1964年に合流しています。
ただ、強い自治権を持っているので、別の国のような雰囲気があり、島に出入りするときは、タンザニアから船で行くのにも関わらずパスポートをチェックされます。

また歴史的には中東のオマーン人やイギリス人、ポルトガル人に支配されていた時代があるので、街並みも、アフリカという雰囲気はなく、石造りの家が立ち並んでおり、その文化的な貴重さが評価されて世界遺産に登録されています。
あとは、世界的なミュージシャンのクイーンのフレディ・マーキュリーの出身です。

The Rock

このザンジバルはアフリカのリゾートとも言われるほど海も綺麗で、比較的治安もよくて、魚介類とかも美味しくて心休まるところです。
あとはイルカと一緒に泳いだり、魚釣りしたりというリゾート感も味わえます。
夕陽もとても綺麗ですし、「死ぬまでに行きたいレストラン」と呼ばれているThe Rockというレストランもあります。
とにかく最高な場所です。

参考記事　アフリカ縦断のルート公開！アフリカの見どころってどこなの？

第4位　ペルー　マチュ・ピチュ

第4位はペルーのマチュ・ピチュです。
ちなみにマチュ・ピチュは世界文化遺産と自然遺産を合わせた世界複合遺産ですが、今回は文化遺産としてカウントしています。

マチュ・ピチュはペルーのクスコという街の近くの山の山頂にある、インカ帝国時代の都市です。
山頂にあることから空中都市と呼ばれています。

マチュ・ピチュは遺跡そのものの美しさや、山の山頂にこんな古代都市がある！という感動もちろんありますが、私はマチュ・ピチュまで行く行程の大変さと楽しさとが思い出深く、4位に入れました。
マチュ・ピチュにはクスコという街から1日かけていくのですが、ルートとしては電車で行く方法とバス＋徒歩で行く方法の2パターンがあります。
私は迷わず歩きを選んだのですが、その行程というのが、バスで途中まで行き、その後電車の線路の上を半日ほどかけて歩いて行きます。
その線路を歩いて行くのが、映画の「スタンドバイミー」と似ているので通称スタンドバイミールートと呼ばれています。
実際にたまに汽車が通る線路の上を歩いて行くという冒険感がとても心に残っているので、是非スタンドバイミールートで行ってみて頂きたいと思います。
また、歩いて行ったあとに、マチュピチュのふもとにあるアグアスカリエンテスという村に泊まることになりますが、その村も日本の温泉街の様な雰囲気があり、とても居心地の良い村です。

詳しい歴史などは以下の記事でまとめているので、そちらを参考にして下さい。

参考記事　なぜインカ帝国は滅んだ？マチュ・ピチュの歴史と行く際の注意点

第5位　スリランカ　シーギリヤ

第5位はスリランカにあるシーギリヤです。
このシーギリヤは巨大な一枚岩の上に王宮があり、その岩の周りがも王宮の敷地として庭園になっている世界遺産です。
テレビでも時々取り上げられているので見たことある方も多いのではないでしょうか。
岩の上まで登ると、当時の王のプールなどもあります。

場所としては、スリランカのほぼ中央にあります。
シーギリヤの近くにもホテルはありますが、高級なところが多いので、バックパッカーは近くにあるダンブッラという街から行くのが一般的です。
私は、ダンブッラからトゥクトゥクをチャーターして行ったのですが、前の日に約束していたトゥクトゥクドライバーが当日の朝に来なくて、1時間くらい待ちぼうけし、結局宿の人に別の方を紹介してもらいました。　笑
約束をしたら必ず電話番号を聞きましょう。

このシーギリヤロックは高さは200mほどあります。
日本でいうと新宿のモード学園のコクーンタワーほどの高さです。
新宿にあるとそこまで目立たないですけど、シーギリヤロックの場合、周りは全部熱帯雨林で高い建物はないので、その中に突如現れる巨大な岩の迫力に驚かされます。
15km程離れた、ダンブッラの街からでも、高いところに登れば見ることできる程度に大きいです。

歴史としては、作られたのは5世紀ごろだと考えられています。
当時のスリランカを支配していたシンハラ王朝の王が、弟に王座を取られることから逃れるために、このシーギリヤに都を移して、この岩の上に王宮を建てたそうです。
ただ結局最後にはその弟に敗れて、このシーギリヤの土地も衰退したと言われています。

スリランカは北海道ほどの面積しかないのですが、このシーギリヤ含め8カ所も世界遺産がある、見所だらけの国ですので、時間取って是非行ってみてください。

参考記事　社会人が1週間でスリランカを一周してみた【観光地・ルートまとめ】