飛行機の予約・比較・比較予約サイトの違いとお得な航空券取得のための使い分け方

こんにちは。やっす(@yassu_blog)です。

飛行機を予約する時に使う有名なサイトとして、スカイスキャナーやエクスペディアがありますが、実はそれらのサイトは利用目的が全く異なる種類のサイトだということを知っていますか？

形態が異なるサイトということは、もちろん使うタイミングも異なります。
今回はそれらの差を理解してお得に航空券を取得できる方法を、海外40か国を旅した筆者が解説します！

航空券予約に使うサイトの種類
航空券予約サイト
航空券比較予約サイト
航空券比較サイト
お得な航空券取得のための使い分け方
まとめ

航空券予約に使うサイトの種類

まず、航空券予約サイトには以下の3つがあります。

1．航空券予約サイト（ANA/JALのHPなど）
2．航空券比較予約サイト（Expediaなど）
3．航空券比較サイト（Skyscannerなど）

名前だけみると航空券比較予約サイトが比較も予約もできて便利そうに見えますが、そう単純でもないのです。
各サイトの特徴とメリットを説明します。

航空券予約サイト

航空券予約サイトとは、各航空会社のHPなど、ある特定の航空会社の飛行機だけが予約できるサイトです。

サイト例：JALのHP、PeachのHP

<特徴>
・その航空会社の航空券のみを扱っている
・乗客との間に航空券会社を挟まないため、予約でのトラブルが起きにくく、マージンも発生しない
・正規料金で扱っているため、格安の航空券はほぼない

使う上でのメリットとしては、マイルを貯めているなど、特定の航空会社の飛行機に乗りたいという場合です。
また、GWや正月など比較サイトを使っても安い航空券が出ない時には、マージンが取られない分、他のサイトよりも若干安い値段で購入できる場合があります。

航空券比較予約サイト

航空券比較予約サイトは格安航空券サイトとも呼ばれていますが、複数の航空会社の飛行機から、希望の日程で運行する航空券を探して、最も安い航空券を提案します。
（例：8月1日の成田発ソウル行きのチケットはXX航空の10時の便なら15000円、YYエアーの11時の便なら16000円など）

サイト例：Expedia、サプライス

<特徴>
・複数の航空会社のチケットから検索ができる
・検索で出てきたチケットをそのサイト内で購入できる
・格安で購入できるチケットが多い
・キャンセルがきかなかったり、日程変更に手数料がかかる航空券が多い

次に出てくる航空券比較サイトとの違いは、そのサイトで航空券が予約できる＝比較予約サイトの運営会社が航空券を持っているということです。
逆に言うと、その比較予約サイトの運営会社が持っている航空券しか検索結果には出てきません。

また、それらのチケットは航空会社から、ツアー用などとして大量に購入しているため、正規の価格よりも安価に販売されています。

しかし、デメリットとしてサイトによっては運営がずさんでカスタマーサポートの質が悪かったり、日程変更やキャンセルでお金がかかることもあるため、リスクを把握したうえで、信頼できる予約サイトから購入することが必要です。

有名な航空券比較予約サイトを比較した結果は下の記事にまとめています。

航空券比較サイト

航空券比較サイトは、複数の予約サイトおよび比較予約サイトで購入可能な航空券をすべて比較し、その中から最も安い航空券を提案します。
そのため同じ便であっても、複数の予約サイトの異なる料金が複数提示され、そこからユーザーが予約したい予約サイトを選びます。
（例：8月1日の成田発ソウル行きのXX航空の10時の便のチケットは□□トラベルなら15000円、○○トリップなら14000円）

つまり、一度の検索で比較可能な航空券の数は、航空券比較予約サイトよりも航空券比較サイトのほうが圧倒的に多いので、その分格安の航空券も見つかりやすいということです。

例：スカイスキャナー、トラベルコ

<特徴>
・複数の予約サイト・比較予約サイトの航空券を一度に検索可能
・1つの便について、複数のサイトの値段が表示される
・購入する場合は、航空券を販売している予約サイト・比較予約サイトへ飛んで購入する

航空券比較サイトは、予約することができないので、もちろん航空券を持っていません。
大量の予約サイト・予約比較サイトの情報を比較するところまでが比較サイトの役割です。
そのため、冒頭で述べたようにスカイスキャナーとExpediaは比較することが出来ないですし、競合関係にあるわけではないのです。