英語学習の目的は何?効率よく成果を出せる目的を設定する方法

語学
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こんにちは。やっす(@yassu_blog)です。

・英語学習を続けているけど、なかなか成果が出ない
・そもそも英語学習のモチベーションが沸かない

こういう人にありがちなのが、英語学習の目的が明確でない英語を勉強することそのものが目的になっているということです。

私も昔は「何となく英語話せるようになりたいなぁ」と思って勉強していましたが、なかなか継続できず、明確な結果は出ませんでした。

この記事では、そんな私でも英語学習を継続できるようになり、短期間で成果も出せた目的の設定方法を解説します。

なぜ英語学習では目的設定が重要なのか

結論としては、「人間は自分がどうなりたいのかが具体的にイメージできないと行動できないから」です。
英語学習の場合、英語が話せるようになった時、自分はどのような姿になっているのか。がわからないからモチベーションが上がらず、学習が続けられません。
また、仮に続けられたとしても、自分がどうなりたいかが明確でないので効率は良い勉強ができません。

例えば本当は海外旅行に行きたいのに、TOEICに出てくるビジネス文書で使う語彙ばかり覚えても効果は薄いでしょう。
逆に海外旅行で現地ツアーの申し込みができるようになるというのが目的であれば、TOEICの語彙は覚えなくても、何ならリーディングやライティングの勉強をしなくても、目的を達成でき、成功体験を得ることができます。
そして一度成功体験を得ると、努力すると結果が得られるという実感が沸くので更にモチベーション高く学習を続けられます。

明確な目的を決める⇒目的に沿った効率の良い努力をする⇒成功体験を得られる⇒さらにモチベーションが高くなる⇒…

という成功のスパイラルに入れるということが、明確な目的を立てる一番の効果です。

英語学習の良い目的/悪い目的とは

では、具体的に良い目的と悪い目的とはそれぞれどんなものを指すのでしょう。

悪い目的の具体例から見ていきましょう。

・旅行とか仕事で便利だから英語が話せるようになるために勉強する
⇒曖昧・期間が設定されていない
・今年中に英語が話せるようになるために勉強する
⇒英語が話せるとはどういうことなのかわからない
・来年中にオーストラリアに移住できるレベルで英語が話せるようになるために勉強する
⇒オーストラリアに何を目的に移住するのか(日常生活か、ビジネスかなど)が明確でない

上から下に行くにつれ良い目的にはなりつつありますが、どれも良い目的とは言えません

一方良い目的とは次のような目的です。

・来年中にオーストラリアでWebデザイナーとして就職できるレベルでビジネス英語が話せるようになるために勉強する
⇒期間や英語で何がしたいのかが明確である

要するに良い目的とは、自分がなりたい姿が具体化されており、期限が決められいるということです。
そして良い目的を定めることでその目的を果たすための勉強方法が明らかになります。

例えば上記の目標を立てた場合、Webデザイナーとして働くうえで必要な英語(例:お客さんにデザインの意図を説明したり、Web技術を理解するための英語)を重点的に学ぶことで効率よく目的を達成できます。
逆にあまり使わない日用品の名前や、政治的な単語などは後回しにすることができます。

良い目的の設定方法

それでは、良い目的の設定する方法を解説します。
方法は単純で、自分の英語の勉強がしたいという気持ちを深堀すればよいのです。
単純ですが、意外と多くの人は何となく英語が話せるようになりたいから…くらいのことまでしか考えられていません。

①自分は英語が身についた時、英語を使って何がしたいのか考える
②それはいつまでに達成したいのか考える

ここで①が思いつかないという人は無理に英語の勉強をする必要はありません
周りが英語の勉強しているから…英語が使えた方がカッコいいから…くらいでは英語学習に時間を割くのはもったいないです。本当に自分がやりたいことに時間を使いましょう。

また、この時必ず英語を話せるようになるという目的にする必要はありません。
好きな作家の本を原文で読むや、好きな映画を字幕なしで見るなどでもOKです。
その場合は勉強時間もリーディングやリスニングに使うことができます。

その他、留学や会社の昇進などでTOEIC、IELTSなどのスコアが必要な人はそれを目標にしてもかまいません。
しかし、TOEICやIELTSを目的にしてしまうと、英語を話せるようになるということより、点数を取ることが目的となって、英語の本質的な力ではなく小手先のテクニックで点数を取るのに頼ってしまいがちなので、将来的な目標として「XXXのように英語を話せるようになりたくて、その手段としてIELTSでスコア〇〇を取る」と言った目標にするのが良いでしょう。

ちなみに私の英語学習における目標もご紹介しておきます。

「2023年までに日系企業ではないIT企業に海外で就職できるようにビジネス英語を話せるようになる」

そして毎年中期目標も立てています。

「2020年中に、英語学習が発信できるようにオンライン英会話を毎日継続してTOEICで800点取る」
「2021年中に、海外で日常生活が送れ、英語圏のビザが取得できるようにIELTSでスコア6.5取得する」

2020年の目標は以下の記事に記載した通り、無事に達成することができました。
正直英語を話せるようになるためにはスピーキング試験のないTOEICの勉強は不要です。
しかし、日本で英語学習の結果をわかりやすく示す指標としてはよいと考え、TOEICを目的にしました。

関連記事 半年間毎日オンライン英会話を続けたらTOEIC800点超えた話と勉強法

また2021年の目標について、私は「目的はなるべく具体的に」と言いつつ、どの国に移住するかは決められていないので、大体どの国に出もビザの申請ができるIELTSのスコア6.5というところを目標にしています。

関連記事 海外移住に必要な英語資格って?受けるべき試験と目標スコアを調べてみた

英語学習者の中には、資格試験は英語を話すことと目的がずれているので受けるべきでないという人もいます。
その考え方も理解できますが、英語学習は数値化できる目標が資格試験以外に立てずらいので、自分が成長しているという実感を得るためには試験を目標にするというのはありだと私は思います。

ただし、英語学習の主目的が試験で高得点を取ることではなく、英語を話せるようになることであるということは忘れないようにしましょう。

目的に沿った学習をしよう

適切な目的が設定できたら、あとはその目的を達成するために必要な学習を行いましょう。
資格試験が目的となっている人は、そのまま資格試験の勉強をすればよいです。
資格試験以外が目的の人は、自分の目的にあった勉強方法を考える必要があります。

例えば、イギリスの大学に留学したい人の場合、自分の研究分野の語彙を中心に覚えたり、オンライン英会話の講師にブリティッシュイングリッシュを話す人を選択して会話の練習をするなどがあげられます。

日本人にありがちな、英語を話せるようになるためとりあえずTOEICの勉強をするというのはあまりおすすめできません
なぜならTOEICにはスピーキングの試験が無いですし、知名度も日本と韓国でしかなく、英語圏では通用しない試験だからです。
私も社内の昇進と英語学習の発信のための指標としてTOEICを受けましたが、目標点数を突破したので今後はTOEICの勉強はしないつもりです。

関連記事 【240日継続】オンライン英会話を毎日続けるコツ3選【忙しいは言い訳です】

まとめ

英語学習を効率よく進めるためには、英語を学ぶ目的を明確化させることが必要です。
自分がなぜ英語を話したいのか、英語を使って何がしたいのか、それはいつまでに達成したいのかということを明確にさせて、自分がそれを達成できた姿を具体的に思い描くことができれば、勉強のモチベーションが上がらないということはもうありません!
具体的な成功像をイメージして1日でも早く理想の自分に到達しましょう!

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