海外移住に必要な英語資格って?受けるべき試験と目標スコアを調べてみた

語学
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こんにちは。やっす(@yassu_blog)です。

世間ではリモートワークが一般的になりつつあり、仕事を続けながら地方移住する人も増えてきています。
今後、コロナウイルスが収まったころには、海外移住をする人の数も増えていくことでしょう。

ただ、「海外移住してみたいけど英語力が不安…」「移住するには英語の資格取った方がいいの?」という人もいるでしょう。

この記事ではそんな方のために、海外移住をする際に受けるべき試験と、目標となるスコアがどの程度のレベルであるかを日本人の海外移住先として人気な国について調べてみました。

まだ具体的に住む国は決めてないけど、将来的に海外移住してみたいという人は、是非目標スコアを定めて今日から英語学習を始めましょう!

各国のビザには複数の種類(就労・永住・家族…)があります。
今回は永住権を取得するのに必要な試験と目標スコアを記載していますが、実際はビザの種類や取得する人の職業や学歴等により条件は異なります。
あくまで目安として考えて下さい。
また、国ごとに英語能力以外にも永住権取得のために必要な条件があります。

受けるべき試験はIELTSのGeneral試験で目標スコアは6.5!

結論としては、海外移住を目指す人が受けるべき英語資格試験はIELTSです。
また、IELTSにはAcademicとGeneralの2種類がありますが、海外移住の目的ではGeneralを受けるのが良いでしょう。
Academicは大学・大学院に留学する際に必要となる試験であり、General試験はAcademicに比べ日常的に必要な単語等が出題されます。

また、後ほど説明する、各国の永住権申請に必要な英語力としては、IELTSでオーバーオール(リーディング・リスニング・ライティング・スピーキングの平均)で6.5以上のスコアが目標となるでしょう。
既に移住したい国や移住の目的が決まっている人は、その目的に合わせたビザで必要なスコアを目指すのが良いですが、まだ具体的に決まっていない人はまずIELTSのGeneral試験で6.5を取ることを目標としましょう。

参考記事 英語学習の目的は何?効率よく成果を出せる目的を設定する方法

ちなみに日本では人気のTOEICですが、世界的に見ると認知度は低く、TOEICで高得点を取ったからと言って海外移住が有利になるわけではありません。
英語学習の目的が海外移住の方はIELTSの勉強をするのが良いでしょう。

とは言いつつ私も過去にTOEICは受けています…

https://www.yassublog.com/entry/online-english-toeic/

IELTSの6.5ってどれくらいの難易度?

では、IELTSの6.5とはどのくらいの難易度なのでしょうか。
まず、IELTSの試験では英語の4技能であるリーディング、リスニング、スピーキング、ライティング全てが試されます
その点がTOEIC等の試験とは大きく異なります。

そのうえでIELTSの6.5を他の資格に換算すると、一般的に以下のような値と言われています。

・TOEIC 820-870
・TOEFL iBT 79-93
・英検 準1級-1級

そう簡単には取れない値というのがわかったのではないでしょうか。
特に日本人の苦手とされるスピーキングとライティングは点数を取るのが難しいと言われています。

各国の永住権申請に必要な英語力は?

続いて、日本人の移住先として人気な各国の永住権申請に必要な英語試験の条件をまとめました。

オーストラリア

まずは、日本人の居住地としても人気のオーストラリアです。
現在10万人近い日本人がオーストラリアに移住しているそうです。

オーストラリアの永住権を取るにはIELTSの各セクションで6.0以上のスコアを取ることが必要となります。
また、英語以外の年齢や職業なども点数化され、その総得点で可否が判断されるので、IELTSの点数が高いに越したことはありません。

ニュージーランド

お次はオーストラリアのお隣ニュージーランドです。
ニュージーランドでは、IELTSでオーバーオール6.5以上のスコアが求められます。
こちらもビザの種類によって必要なスコアが異なりますが、最も高いスコアが6.5ですので、この程度のスコアは取っておくべきでしょう。

カナダ

日本人には語学留学などでも人気の高いカナダについてです。
カナダでも永住権取得にはIELTSでオーバーオール6.5以上のスコアが目安となります。
こちらも学歴や職種、年齢などの要素と合わせたスコアでの判断となりますが、スコアが高い人から永住権が発行されるので、高得点を取っておくに越したことはありません。

また、カナダではIELTSのほか、CELPIPと呼ばれるカナダ英語の英語検定のスコアも永住権申請に使うことができます。

イギリス

イギリスも永住権取得にはIELTSのスコアが必要ですが、他の国と異なり、IELTS Life Skills B1という試験に受かる必要があります。
こちらの試験はスピーキングとリスニング能力を図る試験となっています。
難易度としてはIELTSで4.5程度ということなので、他の国に比べ難易度は低くなっています。

アメリカ・シンガポール・マレーシアなど

今まで紹介してきた意外にも日本人に人気な移住先としては、アメリカやシンガポール、マレーシア、タイ、ベトナム等があげられますが、それらの国へ移住する時には英語の試験の点数は求められません。(留学は別です)
ですが、海外移住をするうえで英語は話せるに越したことはないので、上記のような国々に移住するのと同様にIELTS6.5を目指して勉強するのがおすすめです。

IELTSのおすすめの勉強方法

おすすめの勉強方法ですが、まずは英単語力を伸ばしましょう。
英単語帳は基本的な大学受験用のものなどを1冊終わらせた後は、IELTS用を使うのが良いでしょう。
IELTSを受験する人の多くはこの英単語帳を利用しています。

英単語を伸ばしたら後は、実際の試験の形式に慣れていきましょう。
特にIELTSは4技能全てを伸ばす必要があるので、自分の苦手を知り、そこを重点的に伸ばす必要があります。
苦手を知るためには、公式問題集を使うのが最も効率的でしょう。
公式問題集は一度解いて終わりではなく、復讐をしっかり行い、何度も解きなおしましょう。

また、日本人が特に苦手なスピーキング能力を伸ばすためには、実際に外国人と英語で話す習慣が必要です。
毎日英語を話すにはオンライン英会話が最も便利でしょう。
私のやっているDMM英会話であれば月額6480円で毎日レッスンが受けられます。

DMM英会話

参考記事 【240日継続】オンライン英会話を毎日続けるコツ3選【忙しいは言い訳です】

まとめ

海外移住を目指している人は、IELTSでオーバーオール6.5を取ることを目標にしましょう。
もちろん短期的な旅行などにそこまで高いスコアは必要ないですが、英語を毎日勉強するうえでは目標値があったほうが努力できます。
少しずつでも毎日勉強して、夢の海外移住を実現させましょう!

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